今や知らない人は居ないであろう、クラウドツールの一つEvernote。
関連する書籍も沢山出ていることから、人それぞれに使い方があり、使い方に悩んでいる人も多いんでしょう。手帳やノートの使い方に悩む人達と同じ構図かもしれませんね。
シンプルイズベストです。とにかく。
エバーノートを使う極意はいろいろ語られていますが、「Simple is best」がたった一つの極意だと私は思います。
うまく使いこなしている人や、複雑そうに見える使い方をしている人も、徐々にその形になっていったわけであって、最初からそううまく言っていたわけではありません。最初はみんなシンプルに使っていたはずです。
分けすぎないのがコツ
エバーノートには、スタックとかノートブックとかノートとかタグとか、いろんな分け方や管理の仕方が用意してありますが、全部を使おうとしないことです。
特に、ノートを分けすぎるとあとあと面倒なことになります(経験談)
最初は、引き出しが沢山用意してある机のほうが便利に思えるけど、使い始めるとどこにいれたか分からなくなって混乱することはありませんか?
それと同じく、エバーノートも、引き出しとなるノートブックやスタックを細かく分けないことがコツです。分けてあると、保存して整理するときに迷います。この迷う時間と脳の使い方が無駄です。
エバーノートはとにかく検索すれば見つけられるわけですから、分けることにあまり意味はありません。
必要な分類はだんだんわかってくる
最初は、3つぐらいノートブック作っておけばいいです。
- 入れ物
- 近々見る必要のあるもの
- 今すぐにはいらないけど保存しておきたいもの
まずは新たな情報は「入れ物」ノートブックに入れます。(よく言うINBOXというやつです。)
そして、定期的にその「入れ物」をチェックして、必要そうなものは「近々見る必要のあるもの」へ移動。今は必要じゃないけど、そのうち必要かなと思うものは「今すぐにはいらないけど保存しておきたいもの」ノートへ。
見直したときに、もう絶対いらないなと思ったら、容赦なくゴミ箱へ捨てましょう(笑)
一つだけ守ったことが良いこと
それはノートのタイトルの付け方です。
中身が何なのかを書いておくべきですが、「自分が検索しそうな言葉」を入れておくことがコツです。
例えば、電球の写真と型番を控えておきたい場合、その型番やメーカーを入れるよりも「トイレの電球」といった名前にしておくことです。
トイレの電球を買おうとしたときに、型番を覚えている人は居ないでしょう。だいたい必要なのはどんな形でどんな大きさか(口径やワット数)が知りたいわけです。(ちなみに、買ったときにパッケージと本体の写真を撮っておくと良かったりします)
なので、詳細に説明するより、自分がよく使う言葉、良く思いつく言葉をタイトルにしておくと検索したとき見つけやすいです。
参照する回数が多いものが出てきたら
何度もチェックすることがあったノートは、「参照用」としたノートブックを作ってその中に入れておけば、いちいち検索するより早く見つけられます。
また、明らかにこれはまとめたほうが便利だなと思うものが出てくることと思います。そのときに、はじめてノートを分けて行くというやり方をすれば、少しずつ自分なりのエバーノートの管理体制が出来、大切なデータが蓄積されていきます。
少しずつ育てて行けば手放せなくなる
こうして少しずつ手を入れていけば、あなたのEvernoteは育っていきます。そして、手放せない第二の脳ともいえるツールになってきます。
あれこれ方法論を探すより、シンプルにはじめて少しずつ育てていくという考え方でEvernoteを使ってみることをオススメします。
もう、私はEvernoteが無いと生きていけません(笑)
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