フリーランスで仕事をしていると、避けて通れないのが自己管理。上司もいなけりゃ、部下もいない。福利厚生もお給料もありません(笑)そう、全て自分で管理しなきゃならないわけです。
時間管理はとても重要
とりあえず勤務時間が決められている会社員からすると、時間が自由になるのはうらやましいと思えるでしょうが、実際フリーランスになってみると、勤務時間が決められていないことは苦痛であったりもします。フリーランスはやったぶんだけしか稼げませんが、やみくもに仕事をすればいいわけでもありません。
フリーランスとして生きるなら、時間の使い方をシビアに見ざるを得なくなります。
どんな生き方をしようが与えられた時間は平等に1日24時間ですから。
手段より目的を見定めること
時間管理というと、手帳の使い方とか、Googleカレンダーの使い方とか、そういう手段のほうに意識が向きがちですが、そこから入ると本末転倒。まずは、時間管理をする目的を明確にしなきゃいけないわけです。
時間管理というけど、そもそも時間は管理できないわけで、「その時間になにをするか」を管理することしかできません。その行動をいつやるか(やったか)を管理することが時間管理というやつです。
私もツールは大好きなので、あれやこれや試しました。あげればキリがありません。買った手帳とアプリがどれだけあることか、、
そして、手段から入ってしまった私が気づいた時間管理の目的とは、「いかに気分良くコトを進めるか」ということです。
やたらと時短テクニックや、効率化のテクニックなど、これをやればうまく行きそうな気がする!というものは世にたくさんあります。が、自分に合ったやり方は自分で見つけるほかないわけです。
まずは己を知ろう
どういう時が集中できるのか、気分が良いのか、調子が悪いのはどういうときか。世間一般では朝が一番効率良いとか言われていて、朝活をすすめていたりしますが、そうでない人もいるわけです。なので、自分がどうなのかを知る必要があります。
そこで必要になるのがライフログ。
ライフログって、目的をもって始めないと続かないし、意味がありません。無駄に行動記録だけが自動で登録されるアプリなんてデータのゴミにしかなりません。そのログは何のためか?を問わないとコツコツとつづけるライフログも無駄な努力になります。
なので、「己を知るため」にライフログをとることが必要です。
そのライフログで何を知れば良いのか、それは自分がうまくいくときのパターンを知ることです。
そこで使えたのがタスクシュート(たすくま)
タスクシュートについては、この記事を読んでくれている人なら知っていると思いますが、ライフハッカー界隈では有名なツールです。これは、予定と記録を同時に管理できるので、やろうと決めたこととそれが実際にどうだったかをきちんと記録を取ることができるので、計画のツールとしてもライフログのツールとしても秀逸です。
そこで、私はタスクシュートクラウドと、iPhoneアプリのたすくまを試してみました。(Macユーザーなので本家のタスクシュートには手をだしていません)
1日のほとんどをマックの前で過ごしているのでタスクシュートクラウドでも良いわけですが、肌身はなさず常にそばにあるのはiPhoneなので、気軽に細かく管理するためにたすくまを採用してみました。たすくまは、慣れるとこんなに使いやすいツールは他にないと思えるほどの自己管理ツールです(個人的にはですが)
やってみるといろいろわかる
どんなツールもそうですが、慣れるまでには多少時間が必要です。最初から完璧を目指さずに、使えるように使うことから始めて1週間もすればそこそこ使えるようになってきます。
ログをカレンダーにも残すようにしておけば、時間の使い方がありありと見えます。そして、Evernoteにとったログに書いてあるその時の気分を見れば、自分がどういう順番でどういう流れで作業すれば効率が良いかがわかってきました。(なにがどうわかったかはここではあえて省略しますが)
この、自分で「なるほど、そうか!」と気づくことが、時間管理において一番重要だと思います。
これはやってみないとわからないと思いますが、フリーランスで仕事している人は、ぜひタスクシュート式の自己管理を試してみてください。思わぬ発見があることと思います。
無駄がないのが良いわけではない
無駄ということを何と定義するかにもよるかもしれませんが、完璧なスケジューリングや全く隙のない動きが良いわけではありません。私らは人間ですから(笑)ときにぼーっとしてしまって、何をやっていたか思い出せない時間があっても構わないです。
業務の中身は無駄はない方が良いでしょうけど、フリーランスとしての人生としての時間には無駄と思える時間が必要です。
ゆるすぎず、きつすぎず、人生を楽しむ生き方をしたいですね。せっかくフリーランスなのだから。
コメント