フランクリン・プランナーのデイリーリフィルやほぼ日手帳などの1日に1ページ(または2ページ)の手帳を使っている人は、何も書けない日が出てきてしまうと思います。そして、そのことでモチベーションが続かず使うのをやめてしまった、、という方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?
そもそも空白になるのはいけないことなのか?
根本的な話になりますが、空白になることはいけないのでしょうか?
私は、そのことでモチベーションを下げてしまう必要は無いと考えています。その理由は・・
理由その1 書く必要がなかったんだから良いじゃない
そのページの日は手帳を開かなくてもその日を無事に過ごすことができていたわけなので、この日は手帳は必要なかったということです。だから、気にしなくていいんです。
理由その2 手帳を開けないほど充実した1日だったんだから良いじゃない
忙しいから、ではなく、「充実していた」から手帳を開かなかったと捉えることが大切だと思います。時には心を亡くすほど忙しいときもあるでしょうけど、「手帳が空白だった日は、充実した1日だったんだ」と捉えれば空白になったことをマイナスに思わなくて良いですよね。
理由その3 手帳を書くのは義務ではなく権利
あえて小難しく書いていますが(笑)手帳に書くのは義務ではなく、その手帳を買ったことで書く権利を手にいれただけです。権利を行使するかどうかは自分の自由なんです。その日は書かないという選択をして、書かない権利を行使しただけです。なので、書かないということで手帳を活用したわけです。屁理屈みたいですが、そう思えば手帳に負けた気はしません(笑)
そうはいってもリカバリーしたいですよね
そうはいっても、白紙のままにしておくのは嫌!というのもわかります。
じゃあ、どうしましょう。
基本的には自分のライフログ的なものを後から残すということをおすすめします。
思い出せるトピックを1つだけ書く
その日何があったか、思い出せることを1つだけ書いておきます。「公園に行った」とか「上司に怒られてムカついた」とか、行動記録や感情の記録等、その日1番印象的なことを1つだけ書いておきます。1つだけでも書いておくと、後で見返したとき意外とその時のことを思い出せたりします。
その日のニュースを書いておく
ネットで遡れば、その日のニュースは簡単に探し出せます。印象的なニュース記事の見出しだけでも書いておくと、この日に何があったのか、社会面から記録を残せます。
自分に直接関係ないことがらでも、ピックアップした記事は自分が興味を持った記事ということなので、自分の記録として残す価値はあります。
いっそのこと、思い出せないということを書いておく
どうしても思い出せないときは「なにがあったか思い出せない、、」と一言だけ書いておきましょう。この場合は、後から書いた日付を残しておくと良いです。例えば、4日前のページのことがどうしても思い出せないとき、4日前のページに今日の日付とともに「思い出せない」と書いておきます。
これをづつけると、どれぐらいのスパンで忘れてしまうのかが後でわかります。これ意外と役に立ちますよ。
最終的には余白を楽しもう
手帳をアート作品のように綺麗に書いている方もいらっしゃると思いますが、そうなると、いつも通りにできないことを悔しいと思われるかもしれません。でも、何もないページも余白というアートです。
デザインの世界では余白をホワイトスペースと言って、これも重要な要素と捉えます。
365日の手帳のなかに何もない白紙のページがあっても、それは手帳全体から見ればホワイトスペースです。
白紙=余白=ホワイトスペースと捉えて、これも手帳全体の一つ要素だと捉えることも大切だと思います。
大切なのは自分の行動が変わること
手帳の目的はスケジュール管理や行動管理、記録などになると思いますが、その根底は自分の行動を変える(コントロール)すること。それができれば手帳の白紙ページなんて本当は問題でもなんでもないんですよね。
手帳を無理に使いこなそうとして、逆に手帳に足を引っ張られないようにしたいところ。自分をマネジメントするためのツールということを忘れないように、手帳を活用して充実した毎日を過ごしたいですね。
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